楽天SEOって何?
楽天市場の検索リクエスト(検索サーチ)に対して、できるだけ上位に表示させるための検索対策を、楽天SEOと呼んでいます。
楽天サーチの検索アルゴリズムは、頻繁に改変されています。
当社が知っている最新の楽天SEO対策を、シリーズでお伝えしていく企画の第2弾です。
商品名登録ガイドラインが、検索順位に影響する!?
2017年9月20日から、商品名登録ガイドライン変更がありました。
商品名登録ガイドラインに沿わない場合でも、違反点数制度の対象にはなりません。
しかし、検索順位には影響が出ているようです。
ガイドラインに沿っている商品名は、楽天サーチの検索順位が上がる傾向があることを確認しております。
そこで、今回は、新しいガイドラインのポイントについて、お伝えします。
商品名登録ガイドライン
楽天RMSにログインの右上「店舗運営Navi」の「規約・ガイドライン」の真ん中あたり、
「商品登録・ページ作成」の「その他」のところに、「商品名登録ガイドライン」というのがあります。
商品名の登録方法
<商品名の登録例>
・アサヒ スーパードライ 350ml 缶 12本
・【中古】 坊っちゃん 筑摩書房 夏目漱石
・【第1類医薬品】 ロキソニンS 12錠
・【並行輸入品】【訳あり】 Casio G-SHOCK G-100-2B ネイビー
商品状態や販売方法などの注意文言は、商品名の先頭に【 】(隅付き括弧)で囲みます。
基本的には、
【注意事項】 ブランド名 商品名 種類 サイズ
といったように記述します。
ただ、ジャンルによって基本体系が異なり、各ジャンルごとに例と一緒に、ガイドラインでわかりやすく記載されていますので、
基本体系については、ぜひガイドラインに目を通してみてください。
文字ばかりで読みにくいガイドラインが多いですが、基本体系については、表でわかりやすいです。
また、「雑誌掲載商品」「○○賞受賞」といった商品の販促文言や、
「スマホケース スマホカバー スマートフォンケース スマートフォンカバー」といった検索表記ゆれに対応するための検索ヒット用の関連キーワードは、
商品名に入力せずに、キャッチコピー欄に入力するようにしましょう。
使用可能文字
・特殊文字、機種依存文字、「★」や「◇」などの文字は使わない
・英数字は、半角で入力する
・各項目は、半角スペースで区切る
もし、表記ゆれ対応で全角と半角の両方を入れたとしても、意味がありません。
たとえば、楽天サーチの検索ボックスに全角で「DIESEL」と入力してみてください。
検索結果に出てきたのは、半角の「DIESEL」で検索した結果ですね。
楽天側で、全角の検索ワードは半角に変換する、という内部処理が入っているようです。
つまり、検索ワードが全角でも半角でも、検索結果は、同じ結果となります。
「★」なんかは、商品名に入れている店舗さんも多いのではないでしょうか。
現時点では、「★」や「◇」を商品名に入れていることで、検索順位が下がっている事例は確認できませんでした。
ですが、将来的にはどうなるかわからないので、ガイドラインに沿っておいたほうが良いでしょう。
商品名ガイドラインに沿った記述をしているほうが、検索に優位なようです。
9月20日以降、ガイドラインに沿った書き方をしている商品が、上位にきているパターンが多いように感じます。
商品名、キャッチコピーで、絶対やったらダメなこと
結構昔、商品名に、商品と関係ないビックキーワードを入れる、というような裏技的な手法が流行った(?)ことがありました。
まだ楽天全体の店舗数も商品数も、今よりずっと少なかった頃ですね。
たとえ今、これをやったとしても、全く効果的でないですし、
これをやると楽天さんからペナルティー受けるので、絶対にやらないほうがいいです。
こういうことをやりましょう!と言ってくるSEO業者さんは、疑ったほうが良いです。
同様に、サクラレビュー業者さんも、絶対に使わないようにしましょう。
これをやると、一発退店ですし、過去に逮捕者も出ています。
次回は…
次は、やっとSEO対策っぽく、キーワードの選定について、お伝えしたいと思います。
自分で出来る楽天SEO対策 シリーズ
自分で出来る楽天SEO対策 #1 (基本のキ)
自分で出来る楽天SEO対策 #2 (商品名とキャッチコピー)
自分で出来る楽天SEO対策 #3 (キーワードの選定)
自分で出来る楽天SEO対策 #4 (キーワードの表記揺れ)